AldarLake-S のCorei3 で高コスパゲーミングPC作った【10万以下・VRChat用】
嫁がどっぷりVRChatにハマりました。たった1か月で半年前に始めた自分にトラストランク追いつかれました。そんな嫁はQuest 勢だったのですが、PCオンリーのイベントに行きたい場面が増え、私のPCを奪われるシーンも増えたのでPCを”生やす”ことにしました。(にょきっとな)
目次
①パーツ構成
納期優先でコスパよく、性能が陳腐化しにくい水準を狙って作ったのですが、こんなパーツ構成になりました。
PCケース Versa H18 (新品 ¥3109)
CPU Core i3‐12100 (新品 ¥18,800)
メモリ DDR4-3200 8G*2 (新品 ¥6,680)
グラボ GTX1060 (中古 ¥25,000(現在のおおよその相場))
SSD 840 Evo 256GB (中古 ¥3,000 (現在のおおよその相場))
電源 KPRW-BK750/85+ (新品 ¥6,378)
OS Windows10 Home (新品 ¥11,980)
合計 ¥90,127円
PCケースはMATXで最安のPCケースから選択。
CPUはCorei3-12100 を選択。i3ですが、数世代前のi7 と同等という話で十分すぎる性能と判断してこちらを選択。どうせグラボを指すのでf付が欲しかったが在庫がどこにもなく入荷見込みも先だったのでf無しに。。。
マザボはメモリスロットが二つしかないので、正直このマザボはあまりお勧めできないのですが、半導体不足もあってか購入時点ですぐ入手できるマザーの選択肢が少なく、もう一段階良いものにすると3,000円以上追加が必要だったので、妥協。。。
メモリは16GBあれば大体なんとかなると判断。DDR4で定格3200MHz 動作のものを選択。
グラボとSSDは自分のおさがりを提供。古いですがVRChatをするには最低限の性能はあります。
電源はセール品が安く買えました。750Wの容量は明らかに過剰スペックだったけど、安かったので。パソコン工房の会員特価でしたので、会員価格はチェックするべきですね。価格.COM にも会員価格は表示されませんから!
NTT-X Store はWin10のOS安く売ってますね。今がセールの時期なのか、ここしばらくこの価格で購入できるようです(2022年2月5日現在)。
②性能
各種ベンチマークの結果はこちら。
FFベンチマークは 1920x1080 高品質設定 でやや快適
VRMarkは7292
グラボがさすがに古いので、それほどいい数値は出ませんね。
画像はVRChatにてパリピ砲を発射したときのFPSの変化を記録し、別PCと比較した画像です。Occlus Linkで動作している状態です。比較対象のPCは、Corei5-12600K RTX3060で最新のミドルクラスゲーミングPCですがFPSの差は誤差程度ですね。。。高負荷時のFPSの差はせいぜい5FPS程度です。比較対象のPCはOcclus の設定がより高画質な描画になるようにチューニングしているため単純な比較にはなっていないのですが想像以上に拮抗してきて驚きました。 十分な性能を発揮できていそうです。
③VRChatの快適度はどうか
Occlus Quest2 とOcclus Link で接続して嫁が遊んでいますが、全く不満は無いようです。Occlus Link はPCのスペックに合わせて画質を犠牲にした設定になり、パフォーマンスを極力維持しようします。そのため、おそらく画質が犠牲になっていると思います。ただ、特に嫁はその違いには気づいていないようです。VRChatプレイ時のCPUの負荷を観察しているとせいぜいCPU負荷は50%ほど、メモリの利用料は12GB程度なので、CPUやメモリ周りはちょうどいいぐらいのパーツ選定だったかなと思います。人が少ない比較的軽量なワールドでは72fps を維持してますし、致命的なほどfps が低下する場面も少ないようで、思った以上にいいパフォーマンスが出てよかったです。グラボはやはり性能的に厳しいですが、モニター代わりにつないでいるテレビが古く、解像度が低いおかげでグラボのメモリ利用量が比較的少ないのがパフォーマンスにいい影響を与えてると思われます。グラボの価格が落ち着いたらグレードアップを検討するかもしれませんね。